いったん中断してましたけど、再放送があったので、マクロスF見終わりました。
ん~、久しぶりだな~。自分のブログでアニメの感想書くの。学生時代の過激さを思い出してしまいそうだ。
ネタバレと長文防止の為、追記に隠しておきます。
…それでは…
おれの愚痴を聞けぇッッ!!!!! え~、終盤から再開したのですが、何かもう、オズマとシェリルを見るためだけに見てました(爆)。
熱気バサラをBGMに、「その次は反応弾!その次はミサイル!その次は銃!その次は拳!その次は牙と爪!!戦う意志がある限り!妹と惚れた女を護るために、俺は戦い続ける!!!」
ロックだねぇ…演歌だろ。
最高ッス。
フラグブレイカーとしても定評があるし、音楽とか全然聞かないように見えて、最後に「突撃ラブハート!」とか言っちゃうあたり、結構なバサラのファンだったのなw。
一緒に旨い酒が飲めそうなおっさんでした。
妹離れもしたことだし、今度こそちゃんと大事にしてやんなよ?
シェリルはもう、サラブレッドかと思わせておいて、実は野良犬。ってのがたまらなくツボに入りました。
一応、ノームの直系だったみたいだけど、プロトカルチャーの血ってのが、今回全く関係ないので、本当に努力の人だったんだなぁ…ってのが良いです。ガロード・ランです。
つか、FってZERO全然関係ないよね。フォッカーを客寄せパンダにするに飽きたらず、アニメでも宣伝しまくってんのかよ!!!!ZERO!!そこまでしなくても、十分面白いから!Fより遙かに面白いから!!近年のロボットアニメで一番面白かったから!!!…自信持ちなよ…(泣)
アイドルという偶像に、一番縋っていたのは、ファンではなくシェリル自身だった。ってのも良いですねぇ…
つか、なにげに作中で一番孤独な人ですよね。ガンダムだったら間違いなく俗に言うカテ公化してる人ですよね。その辺も何かもう、「必要だと、言ってくれ。」って感じになっちゃいますよ。
そして、止めの死の宣告。死んだら人間モブ以下ですよ。死ぬ前に、何かしたい。何か遺したい。自分がいた事を、いる事を証明したい。それが、例え嘘でも、どこぞに利用されるだけでも構わない。ってなりふり構わなさってのは凄く分かる話です。…それが結局、何の救いにもならない、って事も含めて、ね…
ここで本気にならないアルトは男じゃないです。そんなんだから「女みたい」って言われんだよ。
一方のランカですが…ヴァジュラを群に帰しに行く様はナウシカ。自分の心と能力を大人達に利用される様はシャクティ・カリン。なのに、全く母性が感じられないのは何故でしょう?感じないのは僕だけ?(汗)
かなりやばい境遇に置かれているのに、オズマもいるし、ブレラもいるしで、今一つ、心配になれなかったキャラですねぇ。
…アルト?ああ、いたね、そんな柿崎。
「今まで周りに流されて生きてきたけど、これからは自分に正直に生きます!因みに、今まで本気っぽく言ってたのは全部演技です。天然の役者だから許してね。テヘ♪」
…
…許せるか…
何?あそこまで言っといて、そんなことよく言えるよね。男だったら責任取れよ!!シェリルもオズマもクランも何もかも騙して、最後まで騙し通せよ!!!オズマが「俺は大人じゃなくて、男なんだよ!」っつったら「こっちにも死に水を取ると決めた女がいる!」ぐらい言い返して見せろよ!!!!しかも、あっさりシェリルに見破られてるし、それでも役者か!!!!!!
大した役者だったよ、アルト。クワトロ以下のな!!
最後のバイザーもさー、捨て身の体当たりしたわけでもないのに、何で割れるの?演出として格好付けてるだけで、全然格好良くないんだけど?元ネタあるし。
死に際のシェリルを殴るのがランカってのもなぁ…そこはアルトだろ?!何ランカのセリフに乗っかってんだよ。ちゃんと主人公やれよ!ヒロイン二人に完全に食われてどうするんだよ!この柿崎!!
まぁ、中途半端人間アルトにそんなこと出来るとは思ってなかったけど。
そういや、前にも似た事あったな。ナディアでさー、ジャンがナディアを殺すしかないシーンになって、殺せなかった事あるじゃん?あんとき変態仮…仮面変態がさー、「これだから人間は駄目なんだよ」って言って、ネモ船長が「それは違う!ここがアトランティス人より人間が優れているところだ!」って言い返すじゃない?あそこって、今思えば、多少自画自賛になっても、あれはジャンが言うべきだったと思うんだよ。「てめーらはそんなんだから自滅したんだ!俺達人間は違う!!」って感じでさー。それが出来なかったから、ナディアは「ネモ船長かっけー!」って印象ぐらいしか残らなかったんだよ。
んでもって、最後の最後まで柿崎っぷりを裏切らないアルト。「お前達と一緒になって分かった!どこまで行っても人は一人だ!」「だが!」「だからこそ!」「人は誰かを愛する事ができるんだ!!!」
二股かけてるヤツの言うことかぁぁぁぁぁぁっ!!!!…説得力ねぇよ…いや、グローバルに見れば、重婚文化もあるし、それもまた愛っちゃ愛なんだろうけど…でも、フロンティア船団を始め、アルトやランカやシェリルが育った文化の中に、重婚文化の思想は無かったわけで。そんな考えの持ち主が、二股かけながら、愛を叫ぶってダメダメじゃん。としか思えん。
…魔装機神のマサキは重婚したっぽいけど…なし崩し的に…w
いや、許すけど。
お前を許さないと、シェリルが悲しむ…
これがニュータイプ…これで良いんだろう?ララァ?…
そういや、ブレラが最後に見つけた破片って一体何だったんだろう?分かんなかった…
作品として、三角関係に決着つけなかったのは、二次創作への配慮なのかな?同人、二次創作の知名度は昔と比べれば、遙かに上がってるし、「続きは自分好みなのを、同人誌なりで読んでね♪」みたいな。
そういう繋がりは面白いと思う反面、素人にケツ持って貰って着地する作品って、プロの仕事としてどうなのよ?という疑問もある。
プロトカルチャーにとっての「鳥」がヴァジュラだったってのはなかなか面白いネタばらし。言われてみれば、何でプロトカルチャーって鳥なのよ?って思いますね。マイクロミサイルやガンポッドの技術もヴァジュラを模したものなのかな?
そして、ヴァジュラの歌は恋の歌。求愛の歌。ヴァジュラだって恋をするのよ~。
…マクロス ダイナマイト7の銀河クジラの、死と再生の現場?を見た後だと、「はぁ…恋っすか…」と、何となく今更感を感じてしまうな~…むぅ…
最後に気に入った歌は「アナタノオト」。「ライオン」もサビは好きなんだけど、「ライオン」と「生きる」って単語からは、どうしても「生ける狗は、死せる獅子に勝れり」って一文が頭をよぎっちゃうんですよねぇ…シェリルが野良犬出身な分余計に、何か違うんじゃね?って思ってしまいます。
「アイモ」もかなり好きだったんだけど、劇中あまりにも流れすぎて、ぶっちゃけ飽きた。
…
…嗚呼…面白ぇロボット物が…見てぇなぁ…(遠い目…)
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