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#1「コンタクト」

 もっと設定書きためて始めれば良かった…と早くも後悔。

合い言葉は、パクリ上等!
 「作戦開始から150秒…そろそろだな。」
 MSギルフォードのコクピット内でルゥ・ランは呟いた。
 「偵察機、状況はどうか?」
 「デブリひどくって何もみえんすー。」
 「よし、何発か撃って戻ってこい。向こうが突っついてくるようなら、ビームの発射地点の特定は忘れずにな。」

 暗礁宙域での模擬戦。CLASS「SEED」で定期的に組まれる戦闘訓練の一つである。当然実弾など使うわけはないが、ビームを撃てばモニターにCGで表示されるようになっていた。
 今のビームはあからさまな「誘い」だった。まず敵はのってこないだろう。だが、それが狙いだった。「誘い」があった場所には「何か」がある。少なくとも良くないものが。仮に安全地帯だと推測しても、その調査には多くの戦力を割かないだろう。後はスコアを焦った馬鹿が来る程度か。
 かくして、全戦力を待機させる橋頭保が確保された…かに思われた。

 「…あの…隊長機。」
 「どうした?」
 「後方支援のユーキ機からの応答が無いんだけど。」
 「放っておけ。いつものことだ。それに…どうせ何もできん。」
 そう言い捨てて、偵察機と合流するべく、ルゥ・ランのギルフォードがバーニアを噴射し、他機もそれに追従していった。

 「くそッ!止まれ!止まれよ!」
 その頃、タケル・ユーキは自機の姿勢制御に四苦八苦していた。
 どうしても宙間に制止できない。各所の姿勢制御用スラスターが、せわしなく明滅している。
 彼が制止できないのには、この機体に搭載されているOSとの相性に問題があった。
 この機体にはコーディネイター用のOSが搭載されている。しかし、コーディネイターでありながら、ナチュラル並の能力しか備えていないタケルには、このOSは扱えないのだ。
 その為、彼の機体にはナチュラル用のOSが搭載されていたはずなのだが、自身がコーディネイターであることに固執する彼は、毎回、無断でOSを入れ替えていたのだった。
 「使える…はずなんだ!…おれは…コーディネイターなんだ!!」
 他の機体が遠くなっていく。バーニアの噴射光の筋が幾筋も見えていた。
 「くそぉぉぉっ!」
 タケルはがむしゃらにスロットルを開けてしまった。宙間制止もできていない機体が、出鱈目な方向に飛んでいく。無論、暗礁のまっただ中に突っ込んだ。
 機体に弾かれたデブリがまた別のデブリを弾き、大きなデブリには機体が弾かれ、静かだった暗礁宙域は、たちまち高速で飛翔するデブリに埋め尽くされた。

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