裏愚痴
ストイックかつ、ほんわかとした人を目指して。痛さ寒さも乗り越えて!暴走特急何処へ往くッ!!
「僕は、『ろくでなし』なんだ。」
はぁ〜るばるっ見てきたぜゲド戦記〜〜〜〜♪
 嗚呼、ゲド戦記。何と懐かしい響き…諸事情あって2巻までの付き合いであったが、我が思春期のファンタジー小説の金字塔は正にこれ。魂売っても損の無い作品であります。

 そんな訳で!再びほどばしる思春期の暴走と!今週のジャンプの織姫の無念を晴らすために!!!

グッズ売り場にて:
「全部ください!」
店員あっけに取られてました(笑)。

 したらば、本編の感想ね〜。

 へい。感想で御座い。気になった点を幾つか。

まったり系:
 物語は駿作品に比べて、いささかまったりした感じで進行していきます。背景美術とかのんびり見られるのでホッとした気分になります。
 …だからって、寝るなよ?

となりのテルー:
 ゲド戦記っつーのは、ある時は大海原であり、またある時は地下の大迷宮であったりと、舞台のスケールがでかいんですが、今回の舞台はホート・タウンを中心とした、町外れ2箇所まで。なんですよねぇ…いや、何分時代背景から足が無いので、仕方ないのは分かるんですが、子供の足で一晩ですむ距離にあるラスボスの城ってどうよ?(苦笑)みたいな。
 一応、テハヌーは空飛べるんだから、それで何とかできなかったのかと。

古くな〜い!:
 背景美術から、古さと言うか年代物さを感じない。全てが紛い物で虚ろな世界ならそれもありなんとも思いますが、エンラッドの剣でさえ、売り物にならない位古く見えないのは如何な物かと。

キレっぷり:
 ジブリでキレると言えばナウシカ(ぉなんですが、彼女の「感情が爆発した、動物的な怒り」の怖さに対して、アレンのキレ方は、「虚無的な自暴自棄の憤り」はナウシカとはまた違ったキモさ、不気味さを感じさせます。

テハヌー:
 最後の竜変身は、ヘタするとテーマ破壊の危険性を孕んでいる大博打だったと思います。
 確かに、ゲド戦記と言えば、竜。竜と言えばテハヌーなんですが、彼女が活躍するのは4巻。殆どゲスト出演になっちゃってるのが勿体無いなぁと。
 まぁ、ナウシカの蟲と人間みたいな間柄である、竜と人間が分かり合えることを示す、ラストのキスシーンはMy bestシーンですけどv

気の良いおっちゃん、ハイタカ:
 大魔法使いほど、魔法を使うのは渋るもんです。
 腐敗した街を見て、世界の異変と、それを起こしているものを語るハイタカ。
 アレンと共に畑を耕す事を通じて、森羅万象の均衡の完全さを語り、それから逸脱する魔法(人間)の恐ろしさを語るハイタカ。
 死を恐れるアレンと、命のやり取りをしながら、死を知っている事は素晴らしい贈り物なのだと諭すハイタカ。
 最後の最後まで子供たちを信じ、処刑の直前に希望を語るハイタカ。
 4人揃っての夕食に、ジョークを言って皆を笑わせるハイタカ。
 はぁ〜…ええおっちゃんや…親は無理でも、弟子にして欲しいわ。

影:
 逃げたいもの。目を背けたいもの。それは基本心の闇だったりするのだけれど。「限りある命を生きる」その光からさえも目を背けて、光までもが影の一部になってしまった…というのは新鮮な展開だなと。ついでに、耳が痛いなと(苦笑)。

不安:
断言します。「僕は死ぬのが怖い。」って、誰だってそうなんですけどね。
命が大事といわれようと、あなたが大事といわれようと、この不安は拭えません。
 唯一の救いは、生きているのではなく、生かされている。という事なんじゃないかなと、思ったり、思わなかったり。

そろそろ〆に:
 ジブリ映画の感想の中核は、一言で言い切る事をテーマとしてしてきているので今回もそれをやります。
「おまえは、『ろくでなし』なんかじゃない。」
ゲド戦記ってこういう話だったのではないかと。

テーマ:ゲド戦記 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント

ふ〜ん、そうだったンだ
でもやっぱ「深く理解したかったら原作読みな」って映画は好きになれない
Jr.ってな〜んか信用できない若オヤジっぽいし。
【2006/08/03 11:00】 URL | Yu-ka #- [ 編集]

顔が普通のおじさん…いやいや人は見かけに…
 初めまして〜。コメント有難う御座います。

 確かにね〜。映画は映画単独で完結すべきだと僕も思いますよ。
 でもそしたら、指輪だのナルニアだのみたく、3部作完結みたいにどうしてもなっちゃいますし、仕方ないとも…
 だから、テルーの正体を最後に明かしちゃったのは、う〜ん…って思いますねぇ…
 あれが無かったら、原作知らなくても楽しめたと思うんだけど。

 後監督の人格は作品に(あまり)関係ない。
【2006/08/03 13:38】 URL | jima #NneUd/oM [ 編集]


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